複数の人で土地や建物の所有権を共有している場合に、一人当たりに割り当てられた権利のことを持ち分(共有持ち分)といいます。一般の個人が購入するマンションでは、建物の共用部分や敷地については持ち分の共有。単独の所有権と共有持ち分の場合では、不動産にかかわる税金についても、扱いが異なります。
「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」が正式名称。2001年に施行されたこの法律の主な目的は、管理業務主任者及びマンション管理士の資格を定め、管理業者の登録制度を実施することでマンションの良好な住環境を確保することです。この法律によって初めて、マンション管理士という資格が誕生しました。